2008年09月10日

過去ログ発掘のコーナー その37。

 メールマガジン「現代ポップス雑考。」のおまけコンテンツ「今日の一曲」。
 毎回そのときの気分で一曲選んで紹介するこのコーナーのバックナンバーから、新しいレビュー更新が滞ったとき、ちょこっとずつ抜き出して紹介していきます。メルマガを読んでいない人にはちょっとした暇つぶしに、読んだことのある人にも何か新たな発見があれば幸いです。



 ≪現代ポップス雑考。≫ Vol.134 2008/02/11
#槇原敬之「2つの願い」

 『フロントガラス雨粒を/赤信号がルビーに変える』

 雨の情景描写でお気に入りの表現がこちら。ガラスに信号の赤がにじむ姿を美しく描き出す視点も凄いですが、それを『きっと僕があげたくて/君がほしかったもの』と、曲中のストーリーにきっちりと組み込んでいたりするのですね。

 降り続く雨がやむか、別れを告げられた相手から連絡が来るか…『二つの願いは必ず/ひとつしかかなわない』と繰り返されるサビが、ラストの『着替えをしてドアを開けたら/雲間に日がさしてた』というフレーズを実に効果的に演出しています。

 雨があがって晴れることをバッドエンドにするという着想に留まらず、『さよならと言われるより言うほうがきっとつらい』なんてフレーズは実に胸にきますし、また二人が幸せだった頃の思い出として「夕焼け」が登場しますが、これは現在の雨と対比させられているわけで。
 非常に巧みな表現や構成を感じさせる点が多々ある佳曲です。

SMILING〜THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA
槇原敬之
ダブリューイーエー・ジャパン (1997-05-10)
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 ゲリラ雷雨が多いですね。
 そんななか、かなりパツパツです。更新滞りっぱなしでごめんなさい。

ラベル:槇原敬之
posted by はじ at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去ログ発掘。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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