2008年09月06日

mihimaru GT「ギリギリ HERO」

ギリギリHERO(初回盤)(DVD付)
mihimaru GT
UNIVERSAL J(P)(M) (2008-04-30)
売り上げランキング: 48454


<熱血型?等身大の人物像>

 映画「少林少女」主題歌。そのせいか、『夢に見たフィールドに立つと決めた』というフレーズが挟まっています。
 基本的には、デジタルでキラキラしたサウンドに乗せた快活なナンバー。お得意の路線、という感じ。そして、『僕は君の ギリギリHEROさ』と、一人称は「僕」だったりします。

 ギリギリのHERO。ギリギリなHEROなのか、それともギリギリでHEROなのかでちょっと意味合いは変わってきますが、どちらにせよただ「HERO」というよりも、コミカルで、頼りなげで、でも親しみやすい雰囲気になります。
 僕が必ず君を守る!なんて高らかに堂々と宣言するような能力や自信はない。でも、『泣きべそかいて 背伸びしたって守るよ』と、「守りたい」という想いは強く、そのためにはできる限りのことはしたい。このひた向きさを感じさせる描き方こそが、自信たっぷりに「必ず守る」と言うよりも共感を呼ぶわけです。
 『派手なコスチューム 身にまとわなくたって』というフレーズからしても、いわゆる「等身大型」のヒーロー像ですね。

 で、面白いのはラップパートではもう一方の視点、歌パートの「僕」が守ろうとしている相手側から描いているところ。
 欠点はいろいろあるけど、『なのに引きつけられちゃう』。このあたりを読むと、「ギリギリHERO」と自ら名乗るのは、決して謙遜ではなく実体をそのまま表しているのかもしれません。とにかく先へ先へ貪欲に進んでいこうとする「僕」のそのアクティブさが、無謀だったり考えなしだったりしつつ一本筋を貫いている、みたいなことなんでしょうか。だとすると、少年漫画の主人公みたいなヤツですね。別の人物からの視点を入れることでキャラクターを生き生きとさせる、2パートある歌のお手本のようなつくりです。




 
ラベル:mihimaru GT
posted by はじ at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(ま行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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