2008年08月10日

L'Arc〜en〜Ciel「DRINK IT DOWN」

DRINK IT DOWN
DRINK IT DOWN
posted with amazlet at 08.08.10
L’Arc~en~Ciel P’UNK~EN~CIEL
KRE(SME)(M) (2008-04-02)
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<ダークな色彩の中に浮かび上がるポジティブ性>

 ゲームのタイアップとしても使用された、ダークめなサウンドが印象的な一曲です。
 ラルクの楽曲はファンタジーと相性が良いです。まず、音や歌詞の描写に映像的なイメージを歓喜させる要素が多い。そして、以前にも触れましたが、歌詞の方向性も大きくかかわっています。ほとんどの曲に、現実的なラインのままではなく、空想的、抽象的なイメージへと飛躍する志向があるのですね。
 今回で言えば、『鏡は今砕かれ見たことも無い君が目覚めて』と、今までと地続きではない「見たこともない君」を提示してみたり、『わずかに開いた闇の向こうへ駆け上がる』と、抽象的な「闇」をイメージさせてみたりしています。

 さて、楽曲はドラムyukihiroの作曲。この人はremixとかもしてますし、サウンドは毎回打ち込み系っぽさがあります。メロディラインとか見てもそんな感じ。
 メロはキーが低め、平坦で繰り返しが多い感じ。サビもそんな流れの中で突如『真実が』の部分で一気にキーが跳ね上がります。これが聴き手の耳を引きつける大きなフックになっているなあと。これがないと、たぶんほとんど印象に残らない楽曲になってしまったんじゃないでしょうか。

 ところでこの歌詞は、『闇とは深く味わうもの』とあるように、光ではなく闇の中を目指しています。といっても、退廃的で破滅的な内容というわけではなく、その向こう側に進むために気持ちを奮い立たせている、という感じ。闇に「堕ちる」のではなく、闇を「drink down=飲み干す」、我が物にしようとしているわけですね。このあたり、ダークなサウンドになってはいるものの、非常にポジティブさを感じます。

ラベル:L'Arc〜en〜Ciel
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