2008年07月30日

20th Century「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」

オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ
20th Century
エイベックス・エンタテインメント (2008-03-26)
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<いくつもの経験を経て、さらに熱い生きざまを>

 V6のメンバーのうち、年長組の坂本昌行・長野博・井ノ原快彦を指して20th Centuryというユニット名が付けられています。デビュー当初の頃はよくもう一方・年少組のカミセンこと森田剛・三宅健・岡田准一チームと分かれた活動をしていたように思いますが、最近はあんまり聞きませんでした。トニセンとしてシングルを発表するのも、2000年以来となるようです。

 楽曲は、ウルフルズ・トータス松本提供の、ちょっと青臭い青春を感じさせるもの。『今じゃなきゃ できないこと/信じて走れ』と、明確にクールさではなく熱さを選んでいますね。トータス松本本人が歌うともっと泥臭く粘り強くなるんでしょうけれど、そこはやはりジャニーズ、爽やかな味付けになっています。
 V6の最近の路線は、基本的にはずっと等身大路線を貫くなか、「グッデイ!!」「HONEY BEAT」といった爽やかアッパーか、「ジャスミン」「way of life」といった叙情系しっとりか、という流れ。今回も、流れ的にはV6で出しても問題なさそうな気もしますが、あえて年長組に絞って歌わせる意図、というのもあるんじゃないかなあ、とも推測します。

 歌詞を読んでいくと、熱さを感じさせるところからもわかるように、どちらかというと若々しい前のめりさがあります。しかし、その熱さは、『がむしゃらだった恋や/無邪気な笑い声や/奥歯で泣いたことが 今も胸に熱く』と、「過去」を振り返ったときに沸いてきています。
 『明日へ飛び出す/答えなんかなくても』というがむしゃらな意志も、『分かりはじめた自分を/大切にしたい』と経験から何かを得はじめたという気付きから生じているものだったりするわけです。

 つまり、この歌は、ある程度頑張ってきた、これからも熱さを失わないようにしよう、という節目の歌なのですね。
 そう考えると、年長組に絞っているのも、ある程度キャリアを積み年齢とともにそのスタイルも変わりつつある3人に重ねているのかなあ…と推し量ることもできそうですね。
ラベル:20th Century V6
posted by はじ at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(た行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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