2008年05月05日

遊吟「Fate」

Fate
Fate
posted with amazlet at 08.05.05
遊吟
TSUBASA RECORDS (2008-01-09)
売り上げランキング: 10141


<フレッシュ&ポジティブなイメージの応酬>

 島根県松江市出身の新人デュオ。今回がデビューシングルで、爽やかでポップなアップテンポになっています。

 「あいのり」主題歌に大抜擢とのことですが、同じくここの主題歌からブレイクした川嶋あいと同じインディーズレーベルのつばさレコーズ、そしてさらにMiとも同じダブルウィングという事務所に所属ということで、ここの繋がりがきっとあったのでしょうね。
 で、その2アーティストがそうだったように、ピュアで抜けのいいポップな歌と、「あいのり」との相性はちょうどいいところでしょう。

 歌詞は、出発の時を思わせるポジティブな内容。ポジティブさはビンビン感じますが、メッセージ成分はあまり濃くありません。自問自答の末にひとつの答え/生き方を見出す…みたいな重厚さを出すのではなくて、空や風など自然のイメージや、『どんな荒波だって乗り越えてゆける』みたいなフレーズなど、明るく爽やかで前向きな言葉をどんどん並べていく…というような作り方。そのためフレッシュで軽快な印象を受けます。
 それは、『無限の未来地図何を描こう』というフレーズにも表れています。未来をなんの迷いもなく「無限」と言ってのける、すっぱりと明快なポジティブさ。未来は限りがあると考えたり、あるいは「先のことはまったくわからない」なんて、チマチマと考え込んだりはしないのです。

 『波風のおもむくままへそれが僕らの道しるべ』
 『砂にまみれた靴紐/アスファルトに写る』
 それって「道しるべ」って言うの?「砂」の後に「アスファルト?」…など、イメージ先行で言葉を紡いでいるのか、ちょっと突っ込む隙もあったりします。が、朝を『空の端が色を付けた』と描写したり、サビ頭に『涙も笑顔も不安も愛も』と単語を並べて印象付けたりと、センスはそう悪くないはず。
 今回はポップソングのテンプレートどおりの内容ですが、次作以降でどんな味を出していくのかが気になるところです。


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