2008年03月22日

ERIKA「Destination Nowhere」

Destination Nowhere
Destination Nowhere
posted with amazlet on 08.03.22
ERIKA 野口圭 LOVE 白鳥マイカ 黒坂修平 COZZi 渡部高士
ソニーレコード (2007/11/28)
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<自然に身を置き、前進しようという意志を放つ>

 「FREE」で華々しくデビューした新人アーティスト?ERIKAの2ndシングル。ドラマ「モップガール」主題歌でもありました。
 まあ沢尻エリカの変名プロジェクトなわけですが、例によって当ブログの方針により、沢尻エリカ自体のあれやこれやについては特に触れません。

 曲調はロックテイストで、そこに『私はどこまで歩いてゆけるのだろう』とつぶやいてみせる歌詞がそこに乗ります。
 「砂漠」「星」「雪」「風」など、自然情景描写が多いのが特徴でしょうか。雄大な景色の中に「私」を置いてみせるこうした歌が多いのは、現実から自身を切り離せる、ということが大きいでしょう。自問自答をして、「自分らしさ」だったり「これからの未来」を考えたりするために、日常の喧騒ではなく、大自然の中にぽつんと立ってみる…ということは、実際に多くの人がやっていることなわけで。それを歌詞の中、イメージで作り出しているんだと考えるとわかりやすいでしょうか。

 また、そんなキレイな自然描写の中で、『目先のことに迷うな』とちょっと強めのメッセージが入っているのもポイント。はっきりした決意をしたんだというアピールを感じます。『聞こえない声さえ聞こう』というあたりも、貪欲に前進しようという意志を感じさせます。

 細かく見るのであれば、特にメッセージ部分に関しては、表現において焦点を絞りきれていないかなあという感はあります。
 顕著な例が、『夜のうちにつもってた 雪を踏むように/静かに歩いている』なんてなかなか素敵なフレーズだと思うんですけど、サビでは『Take off to the sky』と、歩くんじゃなく空を目指しちゃっているのとか。
 『目的地なんかいつも通過点』『今を感じて』と、とにかく進んでいきたい!という気持ちが強いのは感じます。だから、歩いてでも飛んででも、みたいになっちゃったのかもしれませんね。
 そういうわけで、歌詞は意外と荒削りな気持ちが見え隠れする一曲なのでした。


posted by はじ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(あ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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