2008年02月18日

L'Arc〜en〜Ciel「Hurry Xmas」

Hurry Xmas
Hurry Xmas
posted with amazlet on 08.02.18
L'Arc〜en〜Ciel P’UNK~EN~CIEL hyde TETSU P’UNK Hajime Okano Daisuke Kume
KRE(SME)(M) (2007/11/14)
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<楽しげな非日常空間をまっすぐに祝福>

 ホーンセクションが華やかな雰囲気を醸し出し、聖夜のイメージが散りばめられていく、どこからどう聴いてもれっきとしたクリスマスソングです。
 クリスマスをテーマに据えるのは、シングルとしては初。ですが、アルバムを見ると過去にも「C'est La Vie」「I Wish」など、それっぽいものも作っていたりします。ジャジーなスイングが楽しげに鳴り響いていますが、ジャズへのアプローチもまた、方向性は異なるものの「Singin' in the Rain」で行っていますね。こちらも今回と同じくhyde曲でした。
 セブンスコードを多用しつつフラット系の進行を取り入れているのですが、これが何ともいえないオシャレ感を演出。ビジュアル系の中でも、La'cryma Christiを思い出す感じ。あんまりJ-POPにはないタイプの流れになっていることもあり、非日常っぽさ、祝祭っぽさも出ていますね。といっても、hydeの手クセなメロディラインのフレーズも多数出てくるので、それほど違和感はありません。

 違和感があるとしたら、むしろ歌詞のほうでしょう。クリスマスムード全開なのはともかく、『イカしたドレス着た 君さえ居たなら何も要らないさ』なんて甘く囁いてみたり、『さあパーティーの始まりさ come on MUSIC♪』なんて♪マークが出てきたり、やたらとハッピーでご陽気。特にひねくれたところもなく、特別な一日を満喫している様子を描いています。
 特に歌詞は本当に純粋なクリスマスソングに仕上がっているので、退廃的だったり耽美なニオイのするラルクが好きな方はちょっと受け付けないかもしれません。最近は確かに明るい方向になっているんですけど、ここまで吹っ切れてくるとは予想していませんでした。
 頑張って挙げてみるなら、冒頭『着飾った街はもう幻想さ 年中でも悪くはないね』。クリスマスの装いに「着飾った街」が年中でもいい!なんてお祭り気分なわけですが、それが「幻想」に過ぎないこともわかっての発言だという。現実よりもフェイクや幻想を愛するhydeらしいと言えばらしいです。


この記事へのコメント
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。ラルクのDAYBREAK'S BELLのレビューもできればしていただきたいです!
Posted by 通りすがりのファン at 2008年02月20日 13:50
>通りすがりのファンさん
あ!…すっかり抜けていました。
近いうち、さかのぼって書いておきます。
ご指摘ありがとうございました!
Posted by 柚木はじめ(管理人) at 2008年02月23日 23:37
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