2008年01月03日

SEAMO「軌跡」

軌跡
軌跡
posted with amazlet on 08.01.03
SEAMO Shintaro “Growth” Izutsu DJ大自然 高田尚輝
BMG JAPAN Inc.(BMG)(M) (2007/09/26)
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<ウェットな感情で「泣き」を演出する>

 スローなテンポで哀愁のある旋律が奏でられる、別れた相手のことを想い返す「泣き」の一曲。
 2006年にロングセールスを記録した「マタアイマショウ」の続編!なんて巷では言われていたりして、確かに別れの瞬間の気持ちを切り取った「マタアイマショウ」からその後のこと、という風に繋がりそうではありますが、詞を読んでいくとそんなこともないような。

 「マタアイマショウ」は、別れを寂しく感じていながらも、もう会うことはないだろうとどこかドライな視点もありました。しかし、今回の歌詞は、『進むべき道はまだわからない 神様頼り あの頃のまま』と、とてもウェットな感情に満ちています。別れてからも『それでも僕の中は 君たった一人 今も僕の一番大切な人』と言っていたり、夢の中で会おうとしていたり、全然吹っ切れてない感じ。もちろん、そここそが「切なさ」を醸しだすポイントではあるんですけれど。
 時間が過ぎるほどに思いが募るということもあるでしょう。けれど、ちょっと個人的には同一人物の視点とは考えづらいです。はい。

 こうしたウェットな感情の描き方は、ほぼ同時期にリリースされたSoulJa「ここにいるよ feat.青山テルマ」でも強調されていたものでした。「切ない」楽曲はこのところより求められてきていますが、その多くはこうしたウェットな感情を表に出す形をとっているように感じます。


posted by はじ at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(さ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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