2008年01月01日

YUI「LOVE&TRUTH」

LOVE&TRUTH
LOVE&TRUTH
posted with amazlet on 08.01.01
YUI northa+ SHIGEZO
ソニーレコード (2007/09/26)
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<マイナー主体の展開は、単なる初期への回帰ではなく>

 映画「クローズド・ノート」主題歌。こちらは沢尻エリカの主演ということですが、以前「タイヨウのうた」でもそれぞれ映画版の主役&テーマ(YUI for 雨音薫「Good-bye days」)とドラマ版の主役&テーマ(Kaoru Amane「タイヨウのうた」)を演じた二人ということで、なんだか縁があるのでそうか。そう言えば、どことなく雰囲気が似ているような気もします。あんまり笑わないところとか…

 曲調は、久しぶりにデビュー当時に近いものを感じました。マイナー主体で、盛り上がっていってもどこかに陰を落としながら進んでいくミドルテンポ…と、1st「feel my soul」2nd「Tomorrow's way」あたりと共通する要素が多いのですね。
 でも、そのぶん、詞の中身が初期とはかなり違っていることが引き立って見えてきます。今回は、『こんなに想っている』と始まり『あなたのこと知りたいよ』と求めていく、強い恋愛感情のこもった言葉が並んでいるわけですね。

 彼女がはっきりと恋愛を主題にした楽曲を歌うようになったのは「Good-bye days」から、そして自分の気持ちをはっきりと示し語るような書き方になったのは「CHE.R.RY」から。明らかに、ここ最近で恋愛感情の表現が増え、そして多彩になってきている…という印象があります。
 今回の切ない想いは、『もう出逢ってしまったの』とどこか悲劇的な匂いのする、しかしドラマティックさを感じさせる語られ方をします。それは、『あなたが今 見つめてる ひとがいると わかっても』と、その想いが一方通行になっている現実を知っているから。しかし、自分の内側に生まれた感情=『“あいのうた”』は、もう消すこと、隠すことはできない。この点が、「出逢ってしまった」から…という悲劇的な描き方や、「愛と真実」というタイトルに込められた意味、そして陰のあるマイナー調の楽曲アレンジに結びついてくるわけですね。


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