2007年10月07日

過去ログ発掘のコーナー その25。

 メールマガジン「現代ポップス雑考。」のおまけコンテンツ「今日の一曲」。
 毎回そのときの気分で一曲選んで紹介するこのコーナーのバックナンバーから、新しいレビュー更新が滞ったとき、ちょこっとずつ抜き出して紹介していきます。メルマガを読んでいない人にはちょっとした暇つぶしに、読んだことのある人にも何か新たな発見があれば幸いです。



≪現代ポップス雑考。≫ Vol.068 2006/10/09
#コブクロ「毎朝、ボクの横にいて。」

 『たぶん君は見飽きているのでしょうが/もぉ少し どうぞ お付き合い』


 実家に帰ってみたら、妹がコブクロの2枚組ベストアルバムを購入していたので、聴かせてもらいました。

 コブクロって、けっこう具体的な描写の曲が多いんですね。「君」の仕草や言葉をはっきり描いている、明確なキャラクター付けのある曲、ベスト収録で言えば「雪の降らない街」「blue blue」など。
 ただ、ヒットに繋がった曲はどれもわりと抽象性の高い曲ばかりで、どっちがいいってわけじゃなく今の時代はそういうほうがやっぱり好まれているのかなあ、と思ったり。

 で、今回の一曲はその中から、所ジョージとタッグを組み「トコブクロ」としてリリースした一曲のセルフカバーで、アコギ中心のシンプルな弾き語りバージョンになっています。吉田拓郎みたいな字余りの、メロディを崩した歌い方をしています。それでもきっちりコーラスが同じリズムでハモっているのは、感嘆するべきか、それって崩した歌い方とはちょっと違うよなあとツッコむべきか。

『思い出はなし出すなら 今以下の事をネ/今以上のものなんか 聞いててかったるい』みたいなチクッとした毒っ気は、このコブクロバージョンではすっかり中和されて穏やかな言葉になってしまっているような。ちょっと物足りないような気もしますが、何でもない日常を賛えるという側面は原版よりもより強まっているように感じます。


ALL SINGLES BEST (通常盤)
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コブクロ
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 コブクロって、フォーク系サウンドのわりには力のこもったドラマティックな作風なので(最近は特に)所ジョージの肩の力の抜けたこの雰囲気っていうのは、別の魅力も提示できるいいコラボだったなーと思います。
 CMの企画ユニットとしてだけでなく、たまーに活動してみてほしいなあとちょっと思っています。


posted by はじ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去ログ発掘。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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