2007年08月21日

EXILE「SUMMER TIME LOVE」

SUMMER TIME LOVE
SUMMER TIME LOVE
posted with amazlet on 07.08.20
EXILE ATSUSHI Yasutaka Mizushima Shoichiro Hirata
エイベックス・マーケティング (2007/05/16)
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<「夏への期待感」をストレートに出した、典型的なサマーチューン>

 新生EXILEの初・サマーチューン。軽快なダンスナンバー、いかにもEXILEなサウンドです。

 さて、テーマがはっきりと「夏」で、パーカッションが南米っぽかったり熱っぽさも漂っているのですが、それでもどこか爽やかな雰囲気に仕上がっているなあという印象です。灼熱っぽくギラギラしているわけじゃないなーと。歌詞には『終わらない灼熱』なんて言葉もありますが、「EXILEらしさ」の中には、「熱気」は香っていても「暑苦しさ」は含まれていないんでしょう。

 歌詞はいかにも「初夏リリースの夏の歌」すぎて、逆にあんまり書くところがありません。どういう点が典型的かというと、とにかく「これから迎える夏への期待」に溢れているということ。『今年の夏こそは 最高に楽しむ』なんてそのまんまな意志が歌われています。
 で、どう夏を楽しむかというと、何よりもやっぱり恋ですよね。『きっと運命で僕らは結ばれるよね』と、幸せな恋愛を何の根拠もなく予感していたりします。でも、こういう強気な発言は、夏の前という時期だからこそ言えてしまうセリフでして。夏という季節には、何でもできそうな気分になる「魔力」があるものですから。
 『焼けた肌 眩しい』なんていうのも、強力な「イメージ」です。この曲の中ではまだ夏になってはいないのに、太陽に焼かれるとか、海辺の情景とか、そういう「ステキな夏」のイメージというのは、実に強力に聴き手に作用してくるものです。まだ到来前でも、浮き立った楽しみな気持ちにさせてくれる季節は、灼熱の夏くらいのものです。
 あ、春もそういう面はありますか。でも、冬を耐え忍んで花開く春とは、やっぱりテンションの高さが違いますよね、夏って。

 あと、『秋が来ても/君がいなきゃ/切ない思い出になってしまう』というフレーズがありますが、これは恋する夏が終わっても「君」とずっといたい、ということですね。何を当たり前のことを…と思うかもですが、これはつまり「ひと夏の恋」を歌った曲ではないわけで。
 なんだか近年は、「ひと夏の恋」、この夏だけ盛り上がろうぜ!みたいな主張をする人はあんまりいないですよね。ほんと、サザンくらいじゃないかなー。最近のアーティストは、浮き立つ季節にも遊びの恋愛はしない、真面目で純粋な面々なのです。


posted by はじ at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(あ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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