2007年08月06日

KinKi Kids「BRAND NEW SONG」

BRAND NEW SONG (通常盤)
BRAND NEW SONG (通常盤)
posted with amazlet on 07.08.06
KinKi Kids Gajin CHOKKAKU 成海カズト オオヤギヒロオ 久保田洋司 石塚知生
ジャニーズ・エンタテイメント (2007/04/25)
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<日常風景にスパイスきかせる非日常の香り>

 キンキの楽曲って、オリエンタルっぽかったりなんだりと、ジャニーズの中でもどこか哀愁を感じさせるものが多いです。しかし今回は、わりと普通の爽やかで明るめの路線。
 裏ではしっかりブラスも盛り上げ役に入っているし、ジャニーズ・ポップな作りになっています…が、やっぱり他のユニットに比べるとゴテゴテせず涼しげな印象。コーラスやビブラフォンの音のせいもあるのでしょうけれど。編曲はジャニーズ楽曲を多数手がけているお馴染みのCHOKKAKUだったりするので、意図的に「キンキらしさ」を出すために明るさを控えているのかもなあ…とも思ったり。

 歌詞を見ていくと、『シャツのほころび なにげに見つけるキミ』のような些細なワンシーンを切り出したりしつつ、『やっぱり キミの傍が キミの腕が 自然でいい』と穏やかな日常を礼賛する内容になっています。
 テーマとしては等身大路線ですが、目を引くのは『僕らは何か 忘れ物したみたい』というような、ちょっと切なく儚げなフレーズが差し挟まれていること。やっぱり明るくなりすぎないよう配慮されているんじゃ…
 それと、細かいですが「蒼色の」「時間(とき)」「寄せては還して」「華咲かそう」といった言葉の表記にも注目したいところ。日常の言い回しや表記ではなく、あえてちょっと飾った見せ方をしています。

 何気ない二人の日々を大切にしつつも、ふと遠くを見るように切ないモノローグを入れたり、非日常的な表記をしてみたり…ただ「日常」を描くだけじゃなく、こうした部分をアクセントにしよう、という意図があるように思います。それって、キンキの楽曲って「幻想性が香る」タイプの楽曲がひとつの傾向としてあると思っているんですが、それに近い面なのかなあと。


posted by はじ at 23:37| Comment(3) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 この曲の作曲者であるGajinという人は、SMAPの最新曲「弾丸ファイター」も手がけていますね。

 その「弾丸ファイター」ですが、世間での評価は賛否両論みたいですね。僕も最初に聞いたときは良い曲とは思えませんでしたけど、でも何度も聞いているうちに良さがわかってくる曲ですね。やっぱり、メロディーの切れ目がわかりにくいからなのでしょうね。
Posted by 金魚花火 at 2008年01月31日 17:05
「弾丸ファイター」は最近メルマガで取り上げましたが、まさにメロディの切れ目がわかりにくいのがマイナスだなあと感じました。サウンドを見た場合、「質」が悪いわけではないんですけど、「印象」という面では少し弱いのかなあと。

この曲も旋律は派手ではないですが、CHOKKAKUのアレンジが安定感ありますね。
Posted by はじ(管理人) at 2008年02月04日 00:06
CHOKKAKU氏のアレンジは、今やジャニーズ名物みたいなものですからねえ。
Posted by 金魚花火 at 2008年02月04日 19:52
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