2007年07月15日

関ジャニ∞「ズッコケ男道」

ズッコケ男道
ズッコケ男道
posted with amazlet on 07.07.15
関ジャニ∞(エイト) 上中丈弥 白井良明 マサ 馬飼野康二 白井裕紀 新美香 加藤祐介
テイチクエンタテインメント (2007/04/11)
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<「ユーモア」「人情」スパイスの効いた、ごった煮的歌謡曲>

 このところのジャニーズ多角化の象徴ともいえる、地域密着・演歌要素を取り入れたユニット、関ジャニ∞。
 最近では、大阪固有のモチーフは薄れてきて、ユーモアを感じさせる内容だったり、どことなく人情を滲ませる内容だったり、それでいて歌謡曲のこってり感を取り入れていて、といったジャニーズお得意のごった煮てんこもりな方向性になってきている感があります。

 今回は、ドレミソラの5音の日本陽音階をベースとしているので、和な雰囲気が出ています。でも完全に5音なのではなく、締めどころなどの要所では西洋7音になっていますし、曲調は完全にファンクです。
 『男道』というととっても演歌調な世界に思えますが、そこに込められているのは、「世知辛い世の中を笑って進んでいこう」というメッセージ。うまく行かない人生を、面白おかしくちょっと切なく語って見せるのは、確かに昭和から連綿と続く歌謡曲の世界にもありますが、といって今の時代にそれほど珍しいものでもなく。
 結局のところ、『生きてこーや』『きばってこーぜ』といった砕けた語り方、擬音語の多用なども合わせ、見せ方をさまざまな部分で一風変えている以外は、非常にオーソドックスなJ-POPの作りをしているなあと感じます。

 「∞SAKAおばちゃんROCK」くらいハジけているとその範疇に留まりませんが、まあコミックソングばっかだとマズイですし。どちらにせよ、「歌謡曲」要素はともかく、「ユーモア」と「人情」を組み合わせた見せ方というのは今とても珍しいので、ヘンに大阪をフィーチャーしようとしすぎるとか、逆にごく普通のJ-POPになったりとかなく、この路線を続けていくのが一番面白そうだなあと。


posted by はじ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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