2007年06月23日

NEWS「星をめざして」

星をめざして
星をめざして
posted with amazlet on 07.06.23
NEWS なかにし礼 あおい吉勇 Shusui Stefan Engblom Axel Bellinder 仲村達史 h-wonder
ジャニーズ・エンタテイメント (2007/03/21)
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<活動再開に沿った?感動を誘う言葉と音作り>

 しばらく活動を休止していたNEWSの、復活第1弾シングル。というか、まだこれで6枚目なんですねー。もっと出しているイメージがあったんですが。

 歌詞を見ていくと、なんというか…『くり返さないさ もう二度とは/同じ過ちを』とか、どうも活動休止と復帰に関してととれる内容が多いような気が。でも作詞は直木賞作家のなかにし礼だったりして、専門の作詞家でもないし、そういう意図を乗せられるっていうのもちょいと考えにくいので、なんとも。映画「ハッピー フィート」の主題歌でもあるとのことで、もしかしてそちらと関係があるんでしょうか。

 「君」に出会って希望を見出した、という内容を語るのに『一度 死んで また生き返る/そんな 魔法を かけられていた』とあるのも、若干違和感が残るんですよね。落ち込むとか立ち止まるとかじゃなくてわざわざ「死ぬ」と言うのとか。
 でも、極端な言い方をすることで、感動につなげたいという表現意図があるのでしょうね。曲の雰囲気全体は、実にキラキラとしたイメージで作られていますし、サビの入りとなんと途中でもコードチェンジがありキーが上がっているのも、鮮烈な印象に結びつきます。「星をめざす」というファンタジックな宣言も、長い伸ばし主体のメロディラインになっているサビも、『行こう!』という呼びかけも、「感動」を揺り動かすためにそれぞれ効果を発揮しているなあと。

 ファンにとっては活動再開という喜ばしい船出でもあることですし、「お帰り!」ムードを出したい、というようなコンセプトもあったのかもしれません。
 でもそうすると、脱退メンバーが出たのに『みんないるかい』は逆にえぐってしまっているんじゃないか…なんて感じるんですけどね。あ、「離れていても気持ちはひとつ」と受け取ってほしいのかも。そうすれば感動的に受け取れそう。

 ところで、なかにし礼の紡ぐフレーズは、なんというかオーソドックスな「うた言葉」ですね。すごく歌らしい歌詞というか。『ふり返らないさ 傷だらけの/少年時代など』とか、ちょっと自分の世代視点な気がします。NEWSの一人称として聴くと、言い方にやや違和感が。
 オーソドックスすぎて、なんだかちょい古めな感覚がしてしまうんですが…でも「グループ自体が原点に立ち返る」という文脈で考えると、今回の提供には適していたのかなあとも思うのです。


posted by はじ at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(な行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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