2007年05月20日

嵐「Love so sweet」

amazletツールが不調のようなので、CD詳細はまた後ほど。とりあえずのところはこちらからどうぞ。

<メロディラインの特徴を、さらに強く印象付けるための「促音」とは>

 前クールが好評だったおかげか、続編として放映されたドラマ「花より男子2」のテーマソング。
 シンコペーションで軽快に進む曲調も、『明けない夜はないよ/信じることが全て』と言ってのける内容も、たいへん爽やかなもの。青春ドラマの体裁にはちょうどいい気もしますが、メンバーの松本潤が務めるヒーロー役のキャラクターとは違う感じがします。や、内容しっかりとは知らないんですが。

 サビの大きく上下するメロディラインが印象的に感じる人も多いことでしょう。これは動きそのものもそうですし、コードとしても広がりが出てインパクトを感じさせるようにできているのですが、加えて言葉の乗せ方も考慮されています。
 それは、『思い出ずっと ずっと忘れない空』の「ずっと ずっと」の促音、いわゆる小さな「つ」の存在です。音の上下動に合わせて詰まる音を発音することで、よりダイナミックさが強調され、耳に残るようになるわけですね。
 その後の同メロディの反復部分でも、『光ってもっと 最高のLady きっとそっと想い届く』と、見事に「光ってもっと」「きっとそっと」と「っ」のオンパレード。想いが届く、に対して「きっと」は問題ないですが、「そっと」は多少違和感がある気もしますが、付けたほうが圧倒的に語感がよろしいですね。

 こういうテクニックは、重ねれば重ねるほど、韻を踏む効果もあるので、印象付けはどんどん高まっていきます。
 特に今回もフル活用されている「ずっと」「きっと」「そっと」「もっと」あたりはそれぞれの語の利便性も高いですし、他にも「ぎゅっと」抱きしめるとか「ぐっと」力を込めるとかまだまだ広がりようはあるので、作詞する人にとっては実に重宝する単語です。たいへん多くの歌に使われているパターンですね。
 こういう単語のバリエーションは、困ったときのためにメモしておくとよいでしょう。って、ここは作詞講座じゃないですが。

 にしても、V6が「HONEY BEAT」で華やかなアイドルポップスに傾いた一方で、嵐は「アオゾラペダル」に続き、切ないとハッピーとの違いはあるものの、等身大爽やか路線を貫いています。時代のニーズに合わせ、このまま差異化は行われるんでしょうか?
 とはいえ今回の楽曲は、目線こそ等身大からのものではありますが、『輝いたのは虹でも 太陽でもなくて 君だと 気付いたときから』なんて、かなりドリーミーな装いもありまして。やっぱり「不器用でもまっすぐな心意気」から、「うっとりするような素敵なエスコート」、タイトル通り甘い、ポップな方向へと若干傾いている感じではあります。
 まあ、今回1曲だけで判断できることでもないので、もうしばらく様子見でしょうか。


posted by はじ at 02:27| Comment(2) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(あ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕は花男2見てたのでこの曲サイコーでした!松潤とても合っていたし俳優として魅力出てるなーと思いました。他のメンバーもハリウッドやニュース読んだり多方面でやっていて嵐というグループいい感じになってきてると思います
Posted by 硬水 at 2007年05月20日 07:33
>硬水さん
嵐、最近ようやく各キャラの個性が一般に認知されてきたような気がします。世代も変わってきているのですかねー。
Posted by はじ(管理人) at 2007年06月07日 23:34
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