2007年04月07日

EXILE「Lovers Again」

Lovers Again
Lovers Again
posted with amazlet on 07.04.07
EXILE Kiyoshi Matsuo Jin Nakamura ATSUSHI h-wonder
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2007/01/17)
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<「今でもずっと好き」な想いを煽る言葉たち>

 第二章2枚目のシングルは、切ない心情の込められたミディアムテンポのナンバー。
 前回の「Everything」はすっきりさっぱり前向きなメッセージソングという感じでしたが、こちらはひとつの恋を回想するかなり具体的、パーソナルな想いが込められています。

 街で「あの人」がしていたマフラーを見かけて思わず振り向く…似たような人や、身につけていたものから面影を探してしまうというのは非常にベタなシチュエーションですね。
 ただ、この曲の場合それは『スカイブルーのマフラー』です。折りしも季節は恋が終わってから『この退屈な街に二度目の冬』の初雪の中、という描写があります。冬、しかも「僕」の気持ちは晴れない。そんなモノトーンの情景に、あまりにも鮮やかなスカイブルーという色。この対比が、今もなお鮮やかな「あのひと」への想いをはっきりと際立たせています。
 ただ色の説明だけなら「青い」でも済むところを、わざわざ「スカイブルー」ですからね。これはほぼ間違いなく意図的な演出ですねー。

 『つよがりだと本当は気づいていたよ』なんてのもズルい台詞ですよねー。相手からしたら、気づいていたんならなんで…という気持ちにもなっちゃいそうですが。
 まあ、この心理は、けっこう最近のトレンドの上なのかなという気持ちもあります。つまりこの感情は、「わかっていてもどうしようもできなかった」ということですよね。で今もなお忘れられない…ということは、つまり、付き合っていて、でも別れて、それから時間の経った今、のずっと相手を「好き」なままだった、ということになります。
 これがたとえば、「あれはあなたの精一杯のつよがりだったのかな」とか、「あれはつよがりだったと今ならわかる」だったとしたら?と考えてみましょう。この言い方だと、別れる間際は何らかのすれ違いがあった、と想像できるわけで。

 好きな気持ちはそのままに離れてしまう。こうしたシチュエーションを盛り込んだ歌が、当ブログでもしばしば指摘しているように、最近は増えているような気がします。映画やドラマなどでも、同じ流れを感じますし…
 そういう意味でもこの楽曲は、今の潮流に乗っている内容だと言えるでしょう。


posted by はじ at 18:36| Comment(2) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(あ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エグは、安室奈美恵さんと同じように歌って踊る人達なので、気になる存在で曲が出したらチェックする歌手の一組です。

この曲も凄く良いと思います。

でも、個人的には初期の作品が好きでしたね。styleとか凄い良いと思いますね
Posted by パンダ at 2007年04月08日 19:41
「Style」、ちょっと思い出すのに時間かかってしまいましたが、サビの印象的なリズムとか好きでしたね。あの頃はそういえば、今よりも陰影のある雰囲気があったような気がします。
Posted by はじ(管理人) at 2007年04月11日 00:48
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