2007年04月01日

セントバーナード「綿毛」

watage
セントバーナード
フォースラッシュワン・エンタテインメント (2007/04/01)
売り上げランキング: 190401


<現代的なメッセージを織り込んだ、少し切り口の違うモチーフ使い>

 最近の春先は、どうも「桜」がテーマの楽曲が目立っていて、その他の花があんまり注目されていない傾向があります。そんな中、タンポポをモチーフにした楽曲をご紹介。セントバーナードという新進3ピースバンドの最新シングルです。

 こちらも春を象徴する花ですし、数多くの歌が作られているので、斬新さには欠けます。しかし、この曲はちょっと着想がひねってあります。
 サビの最後、『真っ白な綿毛はまた新しい場所で 強く根を張り花を咲かすでしょう』と、これだけを読むと、ありきたりなメッセージソングそのままですよね。しかし、その前には『たとえ乗る風が あなたのため息だったとしても』という一文があるんですね。
 ため息もまた「風」として、綿毛を飛ばし、新しい命に繋げることができる。つまり、辛いことや苦しいことがあっても、それは新しい何かに繋がるきっかけになるんだ、というメッセージとして受け取ることができるわけです。

 失敗しても次があるさ!と真正面からぶつける励ましじゃなく、ワンクッション置いたこのさりげなさが、ありがちな「綿毛」というテーマへの切り口を少しだけ変えてみる工夫になっています。また、『ふわふわ漂って生きることも/怖がらなくていいよ』というフレーズも合わせて考えると、暑苦しすぎない現代的なメッセージの投げ方なのかもしれません。
 まあ、とはいえ「綿毛」なので、もちろん最終的にはどこかに落ち着くことを想定しているのでしょう。いつまでもフラフラし続けるんじゃなく、『見果てぬ遠くで花を咲かせましょう』と、最終目標はきちんと示されています。


posted by はじ at 17:08| Comment(2) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(さ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホント、うまくウソ記事を作りましたね〜。お見事(笑)。写真だって、本当にこんなCDジャケットがありそうな感じですし。
Posted by 金魚花火 at 2007年04月02日 20:13
>金魚花火さん
とりあえず、説得力を出すために、他の曲と比較したりしてみました。こじつけでも、それっぽく書くように心がけると意外と何とかなるものです。
Posted by はじ(管理人) at 2007年04月04日 02:27
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