2007年03月16日

REIRA starring YUNA ITO「Truth」

Truth
Truth
posted with amazlet on 07.03.16
REIRA starring YUNA ITO Mami Takubo Narumi Yamamoto EMI K.Lynn Dawn Ann Thomas ats- Little Big Bee
ソニーミュージックエンタテインメント (2006/12/06)
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<伸びやかで雄大な曲と、繊細な関係性の詞世界>

 映画「NANA2」劇中歌。大ヒットした前作に続き、レイラ役を務める伊藤由奈による壮大なバラードです。

 原作、たぶんこの映画の「2」に当たる部分までは読んでいるんですが(考察なんかもしていたり。最近は読めてませんが…)『傷つけあうのに/何故こんなに 求めてしまうの』とか、どこかにうまくいかなさや哀しさを秘めた関係性は、まさにストーリーに溶け合っている感じですね。
 『もしもすべてを 失くしてしまっても/この思いは永遠なの』だとか、『世界中の悲しみをすべて/受け止めてもいい/あなたの為なら』なんてのもそうです。愛情を表すために、または二人に立ちふさがる困難を乗り越えるためにどっか無理をする、「耐える」感覚があるんですよね。

 そういう意味では、まさに作品のエンドロールを締めるにふさわしいような濃い曲なんですけど、いろいろ損をしている面もあるのかなと。
 まず今回は、主人公が歌うNANA starring MIKA NAKASHIMA「一色」も、わりとしっとり系であること。映画一作目のときはもっと対比があったんですが、しっとりが2曲あったら、観客の感情移入先は主人公のほうにいっちゃうのでは、という。
 まあ「一色」はわりと音が細かいんで、音の間隔が広く雄大な印象があるこちらとはタイプが違うと言えば違うんですけど、その差もちょっと不利。音が細かいほうが言葉がぎゅっと詰まって、説得力や勢いが生まれるもんです。壮大な歌は、感情移入できると強いけど、先にあるようにREIRAは重要人物ではあるけど主人公には負けるし…

 あと、伊藤由奈自身がこの1年の間に、バラードを出しすぎたんじゃないかなーとも。映画一作目時の「ENDLESS STORY」に始まり、「Faith」「Precious」と続きましたからねー。「Truth」って前にも出さなかったっけ、くらいの感じの人もいそうですし。
 本人はまっすぐ伸びる声をしているんで、こういう音の間隔が広いタイプの歌は実に相性がいいんですけどねー。


posted by はじ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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