2007年01月11日

後藤真希「SOME BOYS! TOUCH」

SOME BOYS! TOUCH
アップフロントワークス(ピッコロタウン)
後藤真希 , つんく , 田中直 , 鈴木俊介

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<不特定多数へのささやきかけが、淫靡なムードを盛り上げる>

 前々作「今にきっと…In My LIFE」を紹介したときには、いろんな方向性にチャレンジしている途中なんだなー、とか思っていたらいきなりのセクシー路線2連発になっていました。びっくりです。

 前作「ガラスのパンプス」もなかなかアダルトな雰囲気を醸し出していましたが、今回はさらに輪をかけている感じ。ダンスも、ウィスパーボイスも、トランスっぽい淡々とした打ち込み音楽も、なんだか淫靡なムード。『乳房 揺れだす 鼓動 激しく』とズバリ言ってみたり、『挨拶でしょ キスくらいは/上手に出来るでしょ?』と挑発してみたり。
 さらにこの曲のエロさのポイントは、「SOME BOYS」なところ。特定の誰かを設定しているんじゃないわけです。その上で『指に キスして 耳に 優しく』と高揚してみたり、『欲張りなの 私って』と唆してみたり、『恋人には 早いけど 大事にしてあげる』とちょっと倒錯しつつ受け入れちゃったりする。そうやって不特定多数へアピールしてみせることで、リスナーはこうした過激な誘いをよりダイレクトに感じるわけです。

 とはいえ実はサビのメロディーはそれほどエロティックでもなんでもない、普通のラインだったりするんですけどね。メロはシンプルでエコーもかかりまくっていたりするせいか妖しいムード漂っていますけど、サビはかなり明るい雰囲気に。これはキャッチーさを失わないようにする戦略なのか、それともムード徹底に失敗したのか…どっちなんでしょう。


posted by はじ at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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