2006年07月23日

平野綾、茅原実里、後藤邑子「ハレ晴レユカイ」

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディングテーマ ハレ晴レユカイ
ランティス
涼宮ハルヒ(平野綾), 長門有希(茅原実里), 朝比奈みくる(後藤邑子), 畑亜貴, 安藤高弘, 近藤昭雄

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<仲間をグイグイ引っ張っていく強気さを持つ、ノリのよいポップソング>

 この春大好評を博した深夜アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマ。以前にもオープニングテーマ「冒険でしょでしょ?」を紹介しましたが、今回の曲のほうが何かと取り沙汰されることが多かったように感じます。
 というのは、発表以降ネット界隈でアニメのエンディング時の映像がインパクトがあるもので話題を呼び、さらにその後その映像の改変(MAD)が大量に制作&流通したという経緯がありまして。海外の動画共有サイトYouTubeの広がりも手伝って、かなり大規模な旋風を巻き起こしていました。興味ある方は、調べればすぐいろいろと情報出てくると思います。
 …この辺の話って、このブログ読者のみなさんのどのくらいが既知の情報なのでしょう。

 で、まあ曲の話に行くと、アニメに登場する主要女性キャラ3人が歌っているということで。エンディングって言うとしっとり系バラードだったりすることも多いですが、タイトルからも想像がつくとおりテンションの高いアッパーチューンです。『ワクワク』『イロイロ』『ワープでループなこの想いは』『アル晴レタ日ノ事/魔法以上のユカイが/限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ』などなど、部分的にカタカナになっているのが、いかにもな感じ。『カンタンなんだよ こ・ん・な・の』みたいな表記のしかたからも、あえて狙ってポップで楽しげな軽い雰囲気を出そうとしているんでしょうね。

 オープニングのほうは、はっきりと「わたし」と「あなた」の関係性が描かれているラブソングでした。が、こちらは恋愛方面っぽいものにとれる描写もちょこちょことありつつ、あんまり本筋ではないような印象を受けます。
 『ナゾナゾみたいに 地球儀を解き明かしたら/みんなでどこまでも行けるね』というフレーズ、前段の表現がなかなか凝っていて好きなんですが、注目は「みんなで」とあるところ。また、『走り出すよ 後ろの人もおいでよ』なんてのもあり、「恋愛」というよりも「仲間」のことをテーマにしている歌なんだろうなあと。さらに細かいことを言えば、『明日また会うとき』と普通に入っていることからして、想定しているのは「学校の友達」ですよね、これは。
 まあ、「恋愛」のOPも「仲間」のEDも、どっちにしろ一人称視点は非常にアクティブで、相手を引っ張っていくような強さを感じさせます。

 ポップでノリがよく、よくまとまっている曲だと思うのですが、そこまで大ヒットするような大きなインパクトがあるかというとそうでもないかなあという気も。ネットで流行った歴代の歌、「日本ブレイク工業 社歌」とか「恋のマイヤヒ」とか、「巫女みこナース」とか「空耳ケーキ」とか「もすかう」とか「ニョキニョキ」とかのもろもろに比べると、はっちゃけた感じがしないですし。ED時の映像が注目を集めて広がった(また、アニメそのものがヒットした)ことが、昨年の「魔法先生ネギま!」の「ハッピー☆マテリアル」以来のヒットにつながったのかなあとも。


posted by はじ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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