2006年06月02日

仲間由紀恵 with ダウンローズ「恋のダウンロード」

恋のダウンロード
ERJ
仲間由紀恵 with ダウンローズ, 松尾潔, MaestroT

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<プレーンな声とポップスの巨匠とユルユルな詞が生み出す懐かし感>

 auのCMから話題を呼んだ、仲間由紀恵が歌う楽しげな曲。当初はダウンロードのみの提供を予定していたのが、予想外の好調でCD化されたとのこと。

 彼女、調べてみると一応デビュー当初は歌手業をしていたようで、7曲ほどシングルを出しているらしいです。しかも小室哲哉プロデュースで。とはいえ今回はそういった流れとは関係なく、「TRICK」「ごくせん」「功名が辻」と話題のドラマを次々と渡り歩く人気が先行しての企画でしょうね。声は悪くはないですがこれといった特徴もなく、でもプレーンだからこそ味の染みる曲なんで、その辺りの相性はよかったんじゃないかなと。

 しかし筒美京平作曲とは、また豪華な。それも関係して、かなり懐かし感のあるポップな楽曲に仕上がっていますね。『恋のダウンロード ふたりパレード』と韻を踏んでいくわけですが、「ダウンロード」という言葉だけが現代的で、こんなフワフワした楽曲で「恋の○○」と歌うっていうのは、往年のアイドルポップスの王道っぽい雰囲気全開です。
 結局のところ「恋をダウンロードする」って、どういうこと?とか、『ロマンティック いま始まるよ』とか、あんまり説明や整合性を重視していない、いわばノリ先行みたいな内容が、これまた緩く力の抜けたアイドルポップスらしさでもあるわけです。最近は何かと内容のあるしっかりした曲がもてはやされる傾向があったし、こういう曲はあんまりなかったので、逆に新鮮ですよね。しかもこういう曲作ることにかけては30年のキャリアがある筒美京平を起用しているわけですし。
 ま、「ダウンロード」は『朝がきて消える夢/かなえなければ意味がないね』あたりから察するに、「現実のものにする」「手元に置く」みたいな意味合いで使っているんでしょうけれど。


posted by はじ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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