2006年03月19日

後藤真希「今にきっと…In My LIFE」

今にきっと・・・In My LIFE
アップフロントワークス(ピッコロタウン)
後藤真希, つんく, 鈴木俊介, 田中直

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<働く女性のための等身大ソング、その設定の意図は>

 後藤真希のニューシングル。デジタルサウンドが大きく出ている、元気系ソング、という感じ。なんだか転調がものすごく頻繁です。揺れ動き思い悩む気持ちを表しているんでしょうか。

 注目は、主人公「私」が、学生ではなく明確に社会人として描かれていることですね。意外とそういう歌って少ないです。社会人は学生設定の歌も懐かしむことができますが、学生は社会人のことはピンとこないものですし。

 そこをあえて『上司の顔色 気にしてばかりいるの』とか率直に歌わせているのは、どういう意図なんでしょう。
 考えられる理由はいくつかあります。まずは「働く女性からの共感を得る」ということ。日々の愚痴や不安などを描くことで、共感させようという同性へのアピールですね。新しいファン層を拡大しようとしているのかもですし、または中高生のときにファンになった女性だったら、もう働き始めている人もいるでしょうし。
 「成長を演出」というのも考えられますね。「LOVEマシーン」でイェイイェイウォウウォウ言ってたのに、今では悩みながらもポジティブに働くOLの歌も歌うんだ!みたいな。10代っぽい歌から20代っぽい歌にすることで、本人の成長を感じさせよう、とう狙いがあるのかもしれません。
 もうひとつ、それは「単純に今回はこういう歌だった」ということ。ジャケットでも眼鏡かけているし、この曲は「働く女の子」のかわいらしさをアピール!みたいな、コスプレ的意味合いなのかもしれません。バリエーションのひとつに過ぎない、ということですね。

 以上3つ、どれが正しいかとかはわかんないです。今後どういう曲を出していくかにもよりますし。同じ系統で行くなら本人の成長と合わせ「20代共感系」で行くということなのだろうし、また全然違う雰囲気になるならバリエーションだったと。なんだか書いているうちに後者のような気がしてきました。

 全体を読めば明らかに働く女性の歌ですけれど、1コーラスだけではそこまで判断できないようになっていたり、『男子にだって負けちゃいられない』と「男子」なんて言い方をしているあたり、学生ファン層も捨ててはいないようですね。

 あと、『根っからの不良になれず』とか『かわいいね!だけじゃその先 いけない/らしいよ…』とかは、笑いどころなのかどうなのか判断に苦しむところです。


posted by はじ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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