2005年11月13日

SHAKALABBITS「LadyBug」

Lady Bug
アンリミテッドグループ
SHAKALABBITS, UKI, Chapman Michael Donald

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<ふさぎ込んだ気持ちを雨上がりの虹へと昇華させる、鮮烈な「てんとう虫」のモチーフ>

 タイトルは「てんとう虫」の意とのことで。今までのSHAKALABBITSのシングルからはずっと落ち着きの感じられる、ミディアムテンポの曲です。こういう曲にしてもやっぱりジュディマリっぽいよなーと思ってしまうのですが、詞世界はやや独自の方向に向いてきたような気がします。カラフルでポップな雰囲気は似ているんですが、ジュディマリYUKIがひたすらそうした言葉をきらきら全体に散りばめるのに対し、例えばこの曲では、雨→晴れ→虹、というひとつのストーリーの流れが存在しています。

 『雨の中でLadyBugを見ていた』という出だし。「天道虫」って名前からしてもあんまり雨のイメージがなく、なかなか新鮮ですし、雨空(灰色、青)とてんとう虫(赤、黒)の色合いのコントラストも非常に印象的です。
 この強烈な対比は、やはりその後の「晴れ」を予感させる導き手として「LadyBug」を出しているということでしょう。『何かをずっと忘れようとしていた』、『静かに零れて雨に混じる雫』(=涙)からして、辛い出来事があったのであろう主人公の気持ちが、「雨」という天気に象徴されていて。そんな曇った色合いの世界の中で、小さいけれど鮮やかな体でもって『雨上がりの虹を待って』いる「LadyBug」に勇気付けられ、曲ラストでは雨は上がる(=気持ちが晴れる)のですね。
 空の変化が内面を反映している、というパターン自体は王道も王道、ベタベタではありますが、この曲では「LadyBug」を用いることで、色彩的にとても印象深い内容になっています。


posted by はじ at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(さ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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