2005年05月04日

倉木麻衣「ダンシング」

ダンシング
GIZA
倉木麻衣, 徳永暁人, Cybersound, 大賀好修

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<もっとアダルティーに踊ってみませんか?>

 「倉木麻衣にしてはアッパー」という印象。JPOP全体で考えてみると、アッパーチューンと呼べるのかどうなのか、って辺りのような気がします。ファンの方から見れば、平均的な位置よりも温度の高いナンバーなのでしょうけれど、ちょっとそれ以外の人へのインパクトには欠けるかなあと。あくまでも倉木麻衣のイメージの中での触れ幅の内側、っていう感じがします。

 たとえば、この曲は、「ダンシング」なんてタイトルがついているように踊りに誘う曲なわけです。しかし、すごく「清潔」な感じに留まっているんですよね。そこが、あんまり高揚感がないなあというように感じてしまう原因なのかなあと。
 踊るっていうのは、清廉潔白なものじゃないと思うんですよ。特に、男女が誘い合って踊る、というシチュエーションでは。すっぱり言えば、その先にセックスを見ているんですね。狭い室内空間、体を預けあう、夜、アダルトなムード、などなど、1対1で向き合うダンスチューンのイメージというのは、男女関係の「お膳立て」的な要素で構成されているわけです。この背景をみんな無意識的に感じているから、踊りに誘ったり誘われたりする曲を聴くと、ちょっとドキドキしたりします。
 しかし倉木麻衣はというと、『一緒に君も心のシェルター/崩してみようよ』なんて歌っていても、まったくもって性的なアピールは感じません。全体を見ると、普通の健康的な励ましソングですし。それはそれで「清潔」なイメージっていう彼女の資質で長所でもあるんですが、今回のようなやや大人びた雰囲気の曲であっても、ちょっと淡白かなあと感じてしまう原因でもあると思います。あんまりドキドキしないっす。


posted by はじ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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