2005年02月26日

倖田來未「hands」

hands
倖田來未, Kumi Koda, hwonder, Hiroo Yamaguchi
エイベックス・ディストリビューション

このアイテムの詳細を見る


 『本当は引き止めてほしい』この一文が実によくきいています。この曲はサビが「A→A'→A→A'」という旋律パターンになっているのですが、上の一文はその最後のA'の頭、もっとも高音でかつ直前に何度も出ているラインにあります。つまりこここそは「一番フレーズを耳に染み込ませられる場所」なんですね。その位置も手伝ってか、別れたくないのに別れを選んでしまった女性の心境が、印象的に表されてます。
 しかも、本心を聞き手の前にさらけ出した後、さらに『そう言いたかった…』とセンチメンタルに続いてます。個人的にはこれはどうかと思いますが、共感の訴えを畳み掛ける、という意味では、徹底されているなあと。

 スローバラードですが、前倒しのリズム&コードのおかげで、わりと飽きずに聴けます。もっとこの「食っている」リズム感を強く出してもよかった気が。そして、ハンドクラップぽい音がフィーチャーされているのは、「かつてつなぎ合っていた手/一人凍えている今の手」という題材によるものなのでしょうか。だとしたら、なかなか遊び心がきいてますね。


posted by はじ at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。