2004年12月29日

波田陽区「ギター侍のうた」

ギター侍のうた
波田陽区, 高見優
ポニーキャニオン

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 だからーギターで笑いを取るってのは嘉門達夫の幅の広さにはかなわないんだってば、と言いたいところをぐっとこらえてギター侍です。
 まあ「〜ですから!残念!」のインパクトは強烈で、テレビ見ないので実際にこの人が言ってるとこ見たことない自分にまで、周りで複数の人がつぶやくので、うつりかけたりもした始末です。
 楽器片手というスタイルで先に曲を出したはなわもそうだし、去年の「なんでだろ〜」の人たち、名前ぱっと出てきませんが、そうした音楽に乗ってネタ披露する、みたいな「パターン化した笑い」で勝負する人たちっていうのは、爆発的に流行する一方で消えるのも早い、って感じがします。ネタそのものだけでなく「見せ方」がそれぞれ独特でそこが新鮮かつヒットするわけですが、回数を重ねるにつれ受け手の気持ちが磨耗していくわけですから、どうしようもない一面があるかと。

 で、そういう捉え方でいくと「CD化」っていうのは危険信号です。再生してもずっと同じパターンで同じネタが繰り返されるわけで、絶対に飽きられるのを早めることにつながるとしか思えません。それこそ「替え歌メドレー」「あったらコワい」「マーフィーの法則」などなど「パターン」をいくつも繰り出してくる嘉門達夫のように、引き出しを広く持たなければ。
 かといって、波田陽区が今から新しいスタイルを作っても(芸名が「ギター侍」なわけではないので、できないことはないと思いますが)それはそれで危ない気もします。
 ただいろんな人やものごとを斬っていくだけでなく、返す刀で自虐ネタで「切腹!」ってのはなかなか新しいと思いますし、別のスタイルも確立できそうなセンスは感じるんですが、すでに芸人として賞味期限を設定されてしまっている雰囲気なので、厳しいかもですね。


posted by はじ at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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