2004年12月27日

川嶋あい「『さよなら』『ありがとう』〜たった一つの場所〜」

「さよなら」「ありがとう」~たった一つの場所~
川嶋あい, ieP, いずみたく
ソニーミュージックエンタテインメント
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 タイトルが長いよー。
 副題って、シンプルで重複する可能性のあるタイトルに簡略な説明を添えるようなものならともかく、それ以外である場合は、たいてい作者のエゴの発露である気がします。付ければかっこいいってもんじゃないんだよ、と言いたくなったりしますが、でも確かに「『さよなら』『ありがとう』」だけだったら変だよなと。「たった一つの場所」だけなら、まあ、アリかな。

 オーソドックスなバラードですが、相変わらずのピュアピュアな少女漫画っぷりが楽しめます。超王道なコードのメロディにしてもシチュエーションに浸りまくりな詞にしても、かなり「自分の好きなもの」を「こういうのが好きなんだ!」となぞっているような部分が見られ、まだまだ自分らしさを出すまでには至ってないかなと。幅が狭いというよりは、こういうのが正しいんだ、って閉じこもっちゃっている感じ。まあ、だから、好きな人は、本当にどっぷり漬かれるでしょう。
 個人的には、記念日とかカレンダーとかプレゼントの指輪とか、そういう乙女なシーンよりも、何気なく差し挟まれる『海に落ちていく粉雪たちよ せつないね』って一文にはハッとさせられたりして。こういうセンスを磨いていってほしかったりするんですが、たぶんこういう風景描写より、切ない気持ちそのもののほうに力を注いじゃうんだろうなあ、とも考えていたり。


posted by はじ at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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