2004年10月10日

中島美嘉「朧月夜〜祈り」

朧月夜 ~祈り
中島美嘉, 野崎良太, 加藤まさを, Satomi, 葉加瀬太郎
ソニーミュージックエンタテインメント

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 バイオリニスト葉加瀬太郎とのコラボレーション。
 みなさんご存知の唱歌「朧月夜」に、メロディを葉加瀬太郎が作り中島美嘉が詞を乗せたオリジナル部分を加えた構成になってます。もともとの箇所がメロで、加えたとこがサビのような役割になってますね。贅沢だなあ。アレンジも大陸的な壮大さがあり、だいたい葉加瀬太郎呼んでくるところからしてずいぶんゴージャスな印象があります。

 ところで「朧月夜」って、知名度のわりにヘンな曲じゃないですか?音楽の授業でやった記憶あるんですけど、リズムが取れなくてすごく苦戦した覚えがあるんですけど、自分だけでしょうか?そういう経験と苦手意識があると、中島美嘉はちゃんと歌いこなしてて偉いなあと思ってしまいます。でも『見渡す山の端』の「は」のとことか、違和感ないようにさらっと歌うのってかなり難しいですよ、これ。汚くなったり、リズム感を失ってしまいがちなとこなんで。

 アレンジのほうも、そうした原曲の不思議なリズムを利用して、変にビート感を出さないとろとろ流れる雰囲気になっていて、悪くないです。
 でも曲の入りのとことか、マイナーコードの響きですけど、これってわざと変えてますよね?たぶんシックさ、壮大さを出すために、コードをいじってある部分が見受けられます。っていうか付け足し「祈り」の部分なんかそうですよね、広がっていくイメージで出来てますし。どっちかというと原曲はのほほんとした響きだったと思うんですが、まあこういう幻想的な解釈も面白くていいですね。

 バイオリンは当然葉加瀬太郎が弾いてるんですよね?これ。まっすぐで強靭な音してますね。個人的にはもっと艶っぽい音が好きなんですが、バイオリンに限らず。でもまあ太くて翳ることなくしっかりと響いて、存在感ありますよね。ちょっと存在感ありすぎて、中島美嘉の細い声質に勝ってしまっている向きもあるような気がしますが。最後のほうの一緒にやってるとことかね。


posted by はじ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(な行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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