2004年10月09日

倖田來未「奇跡」

奇跡 (CCCD)
倖田來未, Kumi Koda, Kosuke Morimoto, Reo Nishikawa, hwonder, Hiroshi Kim
エイベックス・ディストリビューション

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 R&B調に、邦楽的コード進行をうまく混ぜた、いかにもなバラードです。ゆったりしたテンポに、細かくて表拍に重さを置かない流れのあるメロディラインが乗っていて、緩やかで気だるくブルージーな雰囲気を作ってますが、もうすっかり聴き手側はこの種の音楽にも耳が馴染んでいるので、インパクトはあんまりなさげです。歌もうまいし雰囲気もあるし、いい曲なんですけどね。その辺は昔に平井堅「瞳をとじて」でバラード論として書いた部分をご参考に。

 詞は、またしても女性ボーカルによる「僕」一人称。最近BoA「コノヨノシルシ」矢野絢子「夕闇」と、紹介する機会が多いですね。二人になってからのELTやあるいはZONEはずっとその路線だし、もしかして流行ってきてるんですかね。倖田來未って初めてじゃないですか?僕視点。
 たぶんこれはJリーグ放送のテーマソングで、それで歌詞も恋愛と夢を絡めてあって、だから「僕」のほうが都合がよかったんだと思います。「君がいてくれるから夢を目指すよ」というシチュエーションは、特にスポーツのテーマだとやっぱり「わたし」や「俺」よりは「僕」がはまって聴こえるのかなと。
 まあ一人称「僕」にはまったく文句も何もないんですけど、二人称が「あなた」と「君」の二種類あるのはいただけないですな。自分としては、ただの文章でなく歌なんだから多少の言葉や文法がおかしくてもアリだというスタンスですけど、さすがにこれは見過ごせないですね。

 しかしこの曲、EXILEが歌ってても違和感ないような。メロディラインはもちろんのこと、アレンジまで似ている気がします。同じ事務所だからかなあ。


posted by はじ at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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