2004年09月22日

武道四天王「KIZUNA」

ネギま! 麻帆良学園中等部 2A 「武道四天王」
武道四天王, 横山武, 藤田宜久, Abee, 田中葉月, 小林ゆう, 佐久間未帆, 白石涼子
キングレコード

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 えーと、赤松健「魔法先生ネギま!」っていう漫画が元ネタです。「ラブひな」描いてた人、っていったらわかる人もいるでしょうしこの元ネタの内容も大体わかると思います。いわゆるラブコメなんですが、作中に登場する女の子が丸ごとクラスひとつぶんもいるってことで、毎月一人から数人で曲作ってリリースしている、という。
 毎回オリコン上位に食い込んできてたりしていて、今回はすでに八弾目なんですが、聴く機会があったのでちょっと触れておこうかなと。

 自分は、大学入ってからテレビのない暮らしを送っているので、アニメってまったく見ないんですね。そもそも高校のときから、漫画は読むけどアニメは見ないっていう感じでした。正直そっち方面にもはまる素質はあったと思いますが、部活が忙しかったから、単純に時間をテレビに割けなくなったためじゃないかなと。
 で、まだアニメに触れ合ってた中学時代の番組の主題歌と、基本的なところは全然変わってないんだなあ、というのが今回の感想です。
 早い話が、デジタルでスピーディーな曲に女の子の強い恋心を乗せて歌う、ってフォーマットですね。そこから良くも悪くもまったく脱してないし脱しようという気配もないような印象。四人で歌っているぶん、声が代わっていって合っているとこと、声の質がばらばらでちぐはぐに思ったりもする、ってなとこですかね。
 もちろんサウンドは、現在の流行をそれなりに反映している匂いがしますけど。でも、歌詞や基本的なメロディラインを抽出すると、10年前に一線だった(んだと思うんですが)奥井雅美や林原めぐみ辺りと、ほとんど同じようなものが出てくるように感じました。
 余談ですが、この路線で一番有名なの(もしかするとこの手のハシリ?)は、田村直美の「ゆずれない願い」でしょうか。100万枚いったそうですし。好きだったなああの曲。


 だいたいあの頃っていうのは、「るろうに剣心」あたりが一般的なポップス曲を取り上げるようになった時期で。あれってジュディマリとかTMRとか川本真琴とかのブレイクに一役買ってるんですよね。今でもラルクとかポルノグラフィティとかFLOWとかが、普通に主題歌になっていたりします。
 で、一般邦楽が進出してきて業界を騒がせる一方で、アニメ専門な曲はその基盤が揺るがないように、スタイルを新しくしたりしないで脈々と続いてきた、ってことですかね。
 ロボットものとか特撮とかの、熱い男性ボーカル系はそのずっと前から普遍でしたでしょうし、流行り廃りの少ないジャンルなのかもしれません。番組自体はガンガン入れ替わっていくわけで、その反動なのかもしれません。

 一応この一曲だけで現在の事情を知ったつもりになるのは危険なんで、調べて他の曲も一通りここで試聴してみました。それぞれバラエティに富ませてましたけど、やっぱりどれも昔からあるノリの延長線上にあるという印象が拭えません。偏見なんですかね。
 正直言ってこれ以上きちんと聴くのは辛いです。いかにもなアニメ声って、もう全然ダメなんですよ。どうしても、わざとらしい感じがしちゃって。そもそも、実写とかでだって、人の演技ってあんまり受け付けない体質みたいなんです。映画とかドラマとかも。
 だから、漫画や小説に傾倒する、と。

 この漫画、原作ならたまに立ち読んでるんですけどね。や、ラブコメブームを作り上げた人だけあって、きちんといろいろ考えて描いてるんですよ。今やおそろしい数に膨れ上がった後追いの漫画家の誰よりも、「売れる」漫画を真剣に目指して研究している感じ。邦楽界におけるつんくに似てると以前から思ってるんですが。売れるために手段は選ばないようでいて、もっとも売れる手段だけ選ぼうとしているとことか。

 そしてアニメアニメ書きましたが、アニメ化は実はまだしてないとのこと。ええ?じゃあなんで声優はきちんと決まってたの?こんなにたくさん揃えるの、大変だったろうに。


posted by はじ at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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