2004年07月19日

はなわ「伝説の男〜ビバ・ガッツ〜」

伝説の男
はなわ, 成田忍, 小林俊太郎
インペリアルレコード

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 テレビを持っていない身としては、はなわがまだ芸能界で頑張っていることが驚きです。いや別にしょせん一発屋のくせにとせせら笑いたいわけではなくて。「佐賀県」はわりとハマッたので、ああやって都道府県を紹介していく芸風を確立してくれたらいいなあとかは思っていたんですよ。神奈川とか千葉とか聴いた覚えあるんですが、あれってもうやってないんですかね。ウケなくなったとしたら、「まだやめねえぞ」を引っ張りすぎたのがいけない気がします。いやただ一発ネタだから面白いのを毎回やってた感じなのがいけないと思っているだけで、そのせいだとは憶測にもほどがありますが。
 でもあの「佐賀県」は、佐賀って実はこんななんですよー、と、まさか佐賀があんなに面白い場所だとは、みたいなギャップが笑いのポイントなのであって、それに比べると今回のガッツ石松いじりは、もともとの素材が面白いのは周知の事実なわけで、その認識に頼っている感じでちょっと安易な気がします。
 だって、別に歌仕立てにしなくても笑いが取れるエピソードを羅列したじゃないですか。田舎っぷりをアピールした後で松雪泰子を持ち出す、さらに江頭を持ち出す、あの構成の味はどこへ。

 そして、元から面白いネタを使う場合って、語り手の個性ってのは割とどうでもいいわけで。話自体が面白いわけですから、「誰が話しても同じゃん」ってことになる。そう言われないためには語り方に自分の味を出さなきゃいけないわけで、それがどうも不十分に思えます。物まねや歌にするってだけじゃ足りないし、ネタの見せ方、ネタへのツッコミも、いまいち冴えてるってほどじゃないような。『東を知らねえ』はともかく『歴史を知らねえ』は普通すぎ、とか。『乗換えが苦手』あたりはいい切り口で好きですが。
 とにかく、はなわのキャラよりもネタが勝ってしまっている印象。うーん。この先これで生き残っていけるのか。不安ですよ。
 でも売れてるんですよね。こういうネタ歌って、みんな知っているんじゃつまんないと思うんですけどねえ。嘉門達夫くらいのマイナー具合だと、人に聴かせるのが楽しかったりするんですが。


posted by はじ at 23:01| Comment(1) | TrackBack(0) | J-POPレビュー企画もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
有線で流れているのは短縮バージョンとのことで、本当はもっと長いらしいです。確かにああいう曲は、全部を街中で聴けてしまったらあんまり買う意味ないですしねえ。放送されていない部分で面白いネタはあるのだろうか。
Posted by はじ at 2004年08月01日 17:43
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