2004年07月14日

Salyu「VALON-1」

VALON-1
Salyu, Takeshi Kobayashi
トイズファクトリー

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 何者だろうと思ったら、二年ほど前に岩井俊二の作品「リリイ・シュシュのすべて」という映画で、リリイ・シュシュとして劇中の歌をすべて歌っていた、なんて実績のある方らしく。なんかタランティーノも「キル・ビル」で使ってるらしいですよ彼女の曲。こちらソース
 どうして今になって出てきたのかってのがちょっとよくわからんですが。この曲は、四月にRIP SLYMEのILUMARIとコラボして出した「VALON」の一人バージョンということで、Salyuとして出すのは初めてだからデビュー曲になるということで、これもなんだか回りくどいし、どういう意図があるのか。売り出し直し、なのかなあ。

 歌うまいし声量あるし独特の響きもあります。問題はこの歌い上げ系女性ボーカル業界が飽和ぎみで目立ちにくそう、ということだけなんですが、小林武史がいい仕事しているのか、わりと曲自体に独特の味もあり、埋もれにくくはあるかなと。初期のMY LITTLE LOVERやYEN TOWN BAND(そういやこれも岩井俊二か)を思わせる、透明さドリーミーさ涼やかさが出てまして。これは歌詞のおかげもあって、空想的で、ことばの選びかたが実に初期マイラバっぽい。『壊れた街と それを見てる とりのこされた瞳』とかね。イメージビデオの世界に浸っているような、静けさや調和の心地よさがあります。個人的にこういうの好きなんで、小林武史はそろそろミスチルから離れてこういう音楽を作るほうに精力を注いでくれたらなあ、と勝手な願望を抱いたり。ミスチルがだめってわけじゃないですが、新しいプロデューサーと代わってみてもいいかと思うし。
 α波がそうとう出ている感じなので、安らぎたい方にお勧めです。


posted by はじ at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー女性(さ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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