2007年12月26日

過去ログ発掘のコーナー その31。

 メールマガジン「現代ポップス雑考。」のおまけコンテンツ「今日の一曲」。
 毎回そのときの気分で一曲選んで紹介するこのコーナーのバックナンバーから、新しいレビュー更新が滞ったとき、ちょこっとずつ抜き出して紹介していきます。メルマガを読んでいない人にはちょっとした暇つぶしに、読んだことのある人にも何か新たな発見があれば幸いです。



≪現代ポップス雑考。≫ Vol.094 2007/04/15
#Mr.Children「彩り」

『そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える』

 ミスチル最新アルバムのプロモーションで、やたら街中でガンガンとかかりまくっている気がするこの一曲。確かにニューアルバムのコンセプトが表れている一曲だなあと思います。飾りのない毎日、壮大じゃない日常の大切さ、見えない大きなつながり…そんなものですね。

 この曲の何に衝撃を受けたって、出だしの「ただ」。この、たった2音。曲の入りの、なんでもない2音の、ぽん、と放り出すようなリズム。これ、何の変哲もなさそうで、今まで聴いたことのないリズムです。
 で、このほんのちょっと不思議な歌い出しが、そっと聴き手に穏やかさを与えているような気がします。つまり、この楽曲のコンセプト、アルバムのコンセプトをこの2音が担っていて…とはさすがに言いすぎか。

 で、2番の同じ部分が「今」。ふたつ繋げると「ただいま」で、これは曲中間奏部分で『ただいま/おかえり』と出てくる単語…これもやっぱり考えすぎか。

HOME(通常盤)
HOME(通常盤)
posted with amazlet on 07.12.26
Mr.Children Kazutoshi Sakurai
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 今年、もっともセールスをあげたアルバムです。渋谷TSUTAYAで、プロモーションの一環なのか風船を配っていたのを目にしたのが印象的でした。

 この「彩り」の歌い出しのふわっとした入り方は個人的にはかなり鮮烈なインパクトになっていて、今読み返してみるとそれがありありとわかりますね。で、最新シングル「旅立ちの唄」でもリズムは違えどやはりふわっと感がある歌い出しになっていて、この感触はきっと伝えたいことの一翼を担っている表現なんだなあ、と思ったりしています。


posted by はじ at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去ログ発掘。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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