2007年06月21日

tetsu「Can't stop believing」

Can't stop blieving
Can't stop blieving
posted with amazlet on 07.06.21
tetsu 室姫深 DISCO TWINS
KRE (2007/03/14)
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<ソロの中で堂々と開放される明るさ・ポップ性>

 L'Arc-en-Cielのベーシスト、tetsuのソロシングル。彼は2001年よりTETSU69名義でたびたびソロ活動を行っていて、4枚のシングルを出しているので、ソロとしてはこれが5枚目。ですが、名義は今回あhシンプルな「tetsu」になっています。何か心境の変化があったのでしょうか。

 ラルクというバンドはメンバー全員が作曲するなかなか稀有な人々で、それぞれに味がありつつも、「ラルク」としてちょうどいいバランスになっているんですよね。
 その中で、tetsuの作る楽曲は、基本的にはオーソドックスなスタイルにキャッチーでポップ寄りのメロディラインが多い傾向があります。シングル曲を挙げると、「DIVE TO BLUE」「Driver's High」「STAY AWAY」「READY STEADY GO」「Link」などなど。こうして見てみると、上記の主張にもうなずいてもらえるのではないでしょうか。

 そういうわけで、今回のシングルはポップで爽やか、明るめのロックチューンになっていて、非常に彼らしいという印象を抱きました。
 歯切れの良いギターリフがとてもキャッチー。…ながら、そこにグイグイと存在感を持って絡んでくるベースラインが聴こえて、実にtetsuらしいなあと。この人のベースラインは本当にフリーダムで、ラルクの楽曲でもベースだけ聴いていても飽きない感じだったりします。

 ボーカルはヘタではないですが、大きな特徴もなく。経験もそれほどではないからか、新人バンドのボーカルのような初々しさも感じます。
 そういえば、全体的に新人バンドっぽい。勢いがあって、『眠れない夜は星空見上げて/輝く星座のメロディー聴こう』なんて甘いささやきを歌っちゃうところとか。

 彼のセンスというのは、メロディだけでなく言葉においてもポップに軸があるんだろうなと思います。ラルクでは、kenの作る楽曲やhydeの詞の世界観などは、往々にして退廃的な面があるわけで。しかも、それがラルクらしさにも繋がっているので、あんまり我を強く出せないんじゃないでしょうか。だから、彼の本来持っているポップ性は、こうしてソロで発散しておきたくなるんでしょうねー。
 しかし、『風の中で光集め未来見つけたいから』なんていかにもな言葉を歌ってのける人があんなに変態的なベースを弾くというのは、考えてみると凄い話です。


posted by はじ at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPレビュー男性(た行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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